あらすじ
探偵ジョンのもとに、一件の殺人事件の依頼が舞い込む。
依頼人は、ある屋敷に仕えていたメイドのアルジャーノン。彼が仕えていた夫婦が夜の間に何者かに殺害されたという。
犯人について分かっているのは、黒いスーツを着た男であること。眼鏡をかけ、身長は160センチ前後。そして、凶器にはナイフが使われていた。
ジョンはわずかな手掛かりを頼りに、街へ出て聞き込みを始める。
しかし、調査を進めるにつれて、事件とは無関係に見えた人物たちの間にも、奇妙な繋がりが浮かび上がってくる。
やがてジョンの前に現れる、ショーン・ヘッドという男。
さらに、裏社会に通じるブラッド、そして謎めいた富豪ジェノ。
事件を追うほど、ジョンの周囲には新たな疑惑と危険が積み重なっていく。
果たして、夫婦を殺した犯人は誰なのか。
そして、探偵ジョンが追い続けるこの事件には、いったいどんな真実が隠されているのか。
すべての出来事が一本につながったとき、読者は「探偵」という存在そのものを疑うことになる。