あらすじ
――魔法が必須となった現代社会。
産まれて五年、二十人に一人。
魔力を持たぬ『ZERO』と呼ばれる存在が誕生する。
だが、それよりも遥かに稀な存在があった。
オッドアイで産まれ、その身に別人格を宿す存在――『双眸(そうぼう)』。
名門ハディット家の息女ミユカは、右目が銀、左目が青の『双眸の魔法使い』として、世間から好奇の目に晒されていた。しかし、誰も知らない。
彼女の中に眠る別人格『キラ・エンジェル』が、裏社会でその名を知らぬ者はいない【伝説の殺し屋】であり、国家機密級の危険人物だということを。
「ミユカ・ハディット!お前、私をバカにしたそうだな」
魔法学園のロビー、突っかかってきた学年二位のユメル。放たれた火球を前にミユカの左目が怪しく揺らめいた瞬間、戦場の支配者は入れ替わる。
「魔法の詠唱中に、首を狙われたらどうする?」
己の杖ではなく、ただの『鉄製のペンケース』を無造作に突き出し、魔法の結節点を物理で叩き割る!
圧倒的な身体能力と冷徹な暗殺術で、調子に乗ったエリートたちを格の違いで蹂躙せよ!
稀代のオッドアイお嬢様(中身は伝説の暗殺者)が贈る、現代学園バトルファンタジー、ここに開幕!