あらすじ
社会人二年目の俺 雲瀬(くもせ) 弓弦(ゆづる)に初めての後輩ができた。
その後輩の名前は白雪(しらゆき) 雪花(せっか)。
美しい銀髪をハーフツインにしており、見るものすべてが二度見するような美貌の持ち主。
だが、常に無表情で感情らしい感情が見えてこない。
そんな彼女の様子から会社内では氷の美女と呼ばれるようになってしまった。
「なあ、白雪なんでそんなに無表情なんだ?」
「これが私のデフォルトですよ!」
「……そっか」
声はものすごく元気で仕事熱心。
だけど、表情が壊滅的に変わらないのだ。
あまりにも無表情で正直話しづらい。
そのせいもあってか、白雪は入社してから浮いてしまっていた。
「先輩! 資料ホッチキス止めしておきました」
「……なんで袋とじにしちゃったんだ」
「……あ」
このようにありえないほどポンコツなのだ。
そんな後輩がある日俺にこんな提案をしてきた。
「私が今から一年間全力で先輩に迫ります。その間に私に惚れなかったら先輩の勝ちです!」
「もし、俺が惚れたら?」
「その時は私の物になってもらいます」
そうして彼女は降格を吊り上げるのだった。