あらすじ
――古びた本を手に取った時、蘇ったのは『地球』での記憶だった。
守るべき地球から敵が迫ってくる。謎の敵『エンゲルス』によって地球は奪われた。人類に残された希望は人型巨大機動兵器、『ヴェスキュリアス』と、臆病で小さく、そして勇敢なパイロットの少女だけだった。
奮戦空しくも劣勢に陥ったヴェスキュリアスは、最後の瞬間、地球を脱出する船にパイロットを託す。機体はパイロット支援AⅠによって自爆をし、そこで白金の守護神は終わった……筈であった――
蘇った記憶は告げる。少女の前世は、自爆した巨大人型機動兵器のパイロット支援AIである、と。
魔法の息づく異世界、人型機動兵器であったAIは非力な少女へと転生していたのだ。
何故被造物であるAIが人間に転生したのか?疑問を抱えながらも少女は新たなる生を生きていく。
その生の先、世界をまたぐ因縁を向き合う運命にあるとも知らずに。