あらすじ
「昔々、大きな木こりがいたそうな。
その木こりはまず、でかすぎた。
ため息をつくたびに村を破壊した。
住めなくなったので山へ移動した。
向かってるうちに山よりでかくなっていて、気づいた時には山を踏んづけていた。
森の動物たちが一斉に「キャーン」と鳴いた。
そんなつもりはなかった。
一番驚いたのは、木こりだった。
夜になった。
木こりは泣いた。声を出して泣きたかったが、声を出すとみんなが眠れないだろうから口に手を当てて泣いた。
肩に鳥たちが何羽もとまっていた。
嫌な予感がした。
辺りを見回すと、足首の辺りまで水没していた。
また、自分だった。
木こりは鳥にお願いした。
鳥は優しかった。
鳥は鳥を呼び、夥しいほどたくさんの群れが木こりの周りを囲んだ。
その群れは木こりを捕まえた。
そして飛び立った。
木こりのお願いは空高く行くことだった。
雲も突き抜けて、宇宙まで行けば誰の迷惑にもならないだろうと・・・」
こんな物語を書こうと思った物書きの話。