あらすじ
「リリー・アンネット」は、悪女として断罪される運命を定められた物語の登場人物だった。
自らの人生が記された「物語」に意識を奪われ、二度も同じ結末を迎えたリリー。三度目の人生でようやく運命に抗い、断罪を回避した彼女の前に現れたのは、本来の「物語」には存在しない隣国の王子・ヴィンセントだった。
「たとえ世界が巻き戻ったとしても、君を愛してる」
なぜかリリーの過去も「物語」の存在も知っているヴィンセント。そして、終わったはずの「物語」は再び二人の運命を動かし始める。
これは、悪女としての結末を越えた少女が、自分だけの未来を選び取る物語。