あらすじ
目を覚ますと、そこは見知らぬ白い部屋だった。
神谷レイを含む少年少女たちは、なぜ自分たちがここにいるのか、その直前に何をしていたのかすら覚えていない。ただ一つ分かっているのは――この場所にいるのが十五人だということ。
しかし、目の前の巨大なモニターには、こう表示されていた。
「参加人数――16名」
そして彼らを待っていたのは、謎の存在「CODE」が仕掛ける命懸けのゲームだった。
全8ゲーム。
最後まで生き残った者だけが、ここから出ることができる。
だが、ゲームが始まった直後から、奇妙な現象が起こり始める。
存在しないはずの「16人目」。
誰も投票していないはずなのに存在する一票。
そして、レイにだけ届く謎のメッセージ。
『早く思い出して』
やがてレイたちは知ることになる。
自分たちは、このゲームを初めて経験しているわけではない。一年前、同じ場所で同じゲームを経験していた。なぜ記憶を失っているのか。なぜ再び集められたのか。そして、存在しないはずの「16人目」は何者なのか。生き残るためには、誰かを疑わなければならない。しかし、このゲームで最も危険なのは――
他人ではなく、自分自身の記憶なのかもしれない。命と記憶を懸けた、デスゲームが始まる。