あらすじ

地方役所の窓口で「騒音公害」と呼ばれる、赤髪に青い瞳の青年フィーネ。 彼の正体は、人間の憎悪を喰らい、物事に「終局」を与える悪魔だった。 そんなフィーネの調査に中央からやって来たのは、白髪に紫水晶のような瞳を持つ、美しい高官ドルチェ。 最悪の出会い。 なぜか始まる同居生活。 山盛りの塩マカロニを食べ、十五キロの道を一緒に走り、庭の草をむしる日々。 ドルチェは当初、フィーネの力を利用するつもりだった。 フィーネもまた、人間なんてうんざりだと思っていた。 それなのに二人は、罵り合いながら、少しずつ相手の本当の姿を知っていく。 利用するはずだった白髪高官と、利用されるはずだった悪魔。 二人がたどり着く、友情のような、少し不思議な関係のお話。 ※長編『終局の悪魔』をもとに、一編の短編として再構成した作品です。本作のみでも完結してお読みいただけます。

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小説を読もう2026/08/22
  • 現在の作品俺の青い目を美しいと言う白髪高官は、紫水晶のような瞳を静かに光らせて俺を利用するはずだった―終局の悪魔(短編版)―