あらすじ
「チッ、クソ喰らえだ、勇者なんて……!!」
平穏な街ルミナスで守衛として暮らしていた青年・ペプシル。
祭りの日、街を襲った魔物から人々を守るために彼は伝説の聖剣を抜いてしまう。
その瞬間、彼の人生は国家のものとなる。
勇者とは世界を救う英雄ではない。
「保護」という名の監視下に置かれ、国家のため戦い続ける存在だった。
聖剣を手にした彼が、運命を受け入れかけたその時。
「じゃ、逃げちゃえば?」
謎の少女・オサリアの一言が、ペプシルの運命を、そして世界の均衡を静かに狂わせ始める。
行先も分からぬまま始まった逃避行。
その果てで、彼らは何を見て、何を選んだのか。
【――君のための、世界を選べ】
これは、勇者を拒んだ青年の逃亡録である。
※小説家になろう、にて完結済です。平日午前7時、土日10時で毎日1話更新してます。