あらすじ
高校一年生の春、階段から落とした教科書を拾ってくれたことをきっかけに、悠真と出会った主人公。
何気ない会話や一緒に過ごす放課後。
いつしか二人は、互いにかけがえのない存在になっていた。
けれど、卒業を前に悠真は遠くの大学へ進学することに。
「好き」
その一言を伝えられないまま、二人は離れ離れになってしまう。
それから数年――。
偶然の再会を果たした二人は、昔と変わらない笑顔で言葉を交わす。
そして、あの頃には言えなかった想いを、少しずつ明かしていく。
「俺も、高校の頃からずっと好きだった」
離れていた時間も、言えなかった想いも、すべてが二人をもう一度引き寄せていく。
やがて二人は、もう一度恋を始めることに。
そして迎えた、二人の大切な日。
花々に囲まれた窓辺に飾られた、淡い虹色のウェディングドレス。
そのドレスには、未来へ羽ばたくようにたくさんの蝶が舞っていた。
一度離れた二人だからこそ分かる、本当の幸せ。
遠回りした恋は、今度こそ終わらない。
これは、言えなかった「好き」を何年越しに伝え合い、もう一度恋をする二人の、優しくて温かなハッピーエンドの物語。