あらすじ

東雲 薫(しののめ かおる)には、 ずっと夢中になっている“推し”がいる。 雑誌やSNSで活躍する人気モデル――ソウ。 画面に映れば目で追って、新しい写真が出れば大騒ぎ。 いつか本物に会ってみたい。 そんな、ごく普通の憧れだった。 一方、薫の身近には二卵性の双子、時尭と蒼祐がいる。 昔から薫を可愛がり、何かと守ってくれる兄的存在の『水智 時尭』。 肩までの黒髪に瞳がグレーで線の細い綺麗な男性だ。 縁無しの眼鏡からいつも静かな目が薫を見守ってくれている。 そして、人付き合いが苦手で、学校ではいつも目立たないように過ごしている『水智 蒼祐』。 時尭よりも長い黒髪は少しパサついている。 黒い瞳は自信がなさそうに伏せられがちだ。 肌は透き通るように白くて男性とは思えないくらいきめ細かい。 薫は髪ももっと綺麗にすれば良いのに、と思いながらも少し跳ねてるその髪も好きだった。 周囲から浮きがちな蒼祐を放っておけない薫は、今日もせっせと世話を焼く。 「もう、蒼祐は私がいないと駄目なんだから!」 頼れる時尭に、放っておけない蒼祐。 親友の澄と過ごす、いつもの学校生活。 そして画面を開けば、今日も大好きなソウがいる。 そんな薫の毎日は、平和で楽しく過ぎていく――はずだった。 『鏡の中の旦那さま』現代編。 画面の奥の“推し”に恋する薫と、彼女を取り巻く人々の、少し騒がしい青春恋愛物語。

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小説を読もう2026/08/22
  • 現在の作品画面の奥の旦那さま