あらすじ
食堂の看板娘リーベは、料理で人々の幸せに寄与することを誇りに思い、いつか母のように食堂を継ぐことを夢見ていた。
しかしある日、安全だったはずの街中で鳥形の魔物が人をさらう事件が起こる。
街は恐怖と絶望に沈み、リーベは自分の判断が結果的にその事件の遠因となってしまったことで深い罪悪感を抱く。
「幸せは、誰かの献身の上に成り立つ儚いものだった」
その事実に気づいたリーベは、料理人としての夢と、英雄の娘として背負うべき責務の間で揺れながらも、
愛する街の安息を取り戻すため冒険者になることを決意する。
これは食堂の看板娘が、過酷な冒険者業を通じて街の希望を背負う新たな英雄――冒険姫リーベへと成長していく物語。