あらすじ
人の話を最後まで聞ける人。失敗したとき、自分にも悪いところがなかったか考えられる人。分からないことを、分かったふりせずに聞ける人。親切を押しつけず、断られたら普通に引き下がれる人。
世の中には、なぜか一緒にいてあまり疲れない人がいる。特別な聖人でもない。いつも優しいわけでもない。それでも、話していて妙に楽だったり、一緒に働いていて安心できたりする。だったら、そんな人間にもレシピがあるのではないか。
必要なのは、他人への興味200g。自分の話も200g。そこへ想像力を少々、責任感を適量。「自分が間違っているかもしれない」をひとつまみ加えれば、今日もそこそこ感じのいい人間の完成です。
本書では、「相手にも話させる寄せ鍋」「求められたときだけ助言セット」「手柄みんなで取り分けプレート」「相手の都合確認弁当」「正論は小皿でどうぞ」「分からないので聞きます煮込み」など、一緒にいて比較的消耗しにくい人間を全30品の料理として紹介します。
なお、本書で作るのは聖人ではありません。間違えることもあります。余計なことを言うこともあります。機嫌の悪い日もあります。そのくらいは最後に、「まあ人間だから」でお召し上がりください。