あらすじ
深夜の美術室で将来への不安を抱えながら木工に没頭していた少年・ユーリ。古物商で手に入れた青いガラス玉を自作の杖にはめ込んだ瞬間、彼は異世界の夜の森へと飛ばされてしまう。
突如襲いかかってきた魔物に絶体絶命のピンチを迎えたユーリを救ったのは、銀糸の髪を持つハイエルフの大賢者・ルーナだった。
ルーナに導かれ、人間の立ち入りが数十年ぶりという神秘の集落「月の聖域」に足を踏み入れるユーリ。長老たちの前で事情を聴取される中、ユーリの手にする杖の結晶が、千年前の戦乱で失われた伝説の遺物**『星の記憶の欠片』**であることが判明する。聖域の外で起きている異変と世界の歪みを正すため、大樹の意志によってユーリがこの世界へと引き寄せられたのだとルーナは見抜く。
「世界の歪みの源を突き止める」ため、ルーナは里を離れ、ユーリの「導き手」として共に旅立つことを宣言。族長の許可を得て、魔法すら知らない異世界人の少年と、何百年の引きこもり生活に飽きていたハイエルフの大賢者という凸凹バディによる、壮大な世界を巡る旅が今、幕を開ける——!