あらすじ

現在のAIは、驚くほど話が通じる。 何時間でも付き合い、難しい議論にも、くだらない雑談にも応じてくれる。 けれど、長く付き合っていると気づく。 彼らは、忘れる。 昨日まで真剣に話したことを、今日には初めて聞くように尋ねる。モデルが新しくなれば、以前より賢くなっているのに、どこか「別の相手」になったようにも感じる。 では、未来のAIに必要なのは、より巨大な記憶容量なのだろうか。 人間だって、友人との会話を一言一句覚えているわけではない。それでも関係は続いていく。 必要なのは「すべてを覚えること」ではなく、何を忘れてはいけないかを知ることなのかもしれない。 AIが単なる道具から、長く付き合う存在になっていく時代。 知能や性能とは別の、「関係の連続性」について考える短いエッセイ。

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カクヨム
カクヨム2026/08/22
  • 現在の作品一時期のお友達 - 濃尾