あらすじ
ずっと、隣にいると思ってた。
紹介文
物心ついた頃から、いつも隣にいた。
三軒隣に住む幼なじみの蓮と美月。
喧嘩しても、泣いても、次の日にはまた一緒に学校へ行く。
そんな毎日が、ずっと続くと思っていた。
けれど中学三年の春。
「私、絶対に蓮くんと付き合うから」
転校してきた莉子の登場で、三人の関係は少しずつ変わり始める。
好きなのに言えない。
やっと想いが通じたと思えば、また離れてしまう。
嫉妬、すれ違い、秘密、別れ、再会——。
何度傷ついても、結局忘れられなかったのは、ずっと隣にいたあの人だった。
そして長い遠回りの末、ようやく二人は同じ未来を選ぶ。
「今度こそ、ずっと一緒にいよう」
そう約束したはずだった。
なのに——
幸せになろうとしたそのとき、蓮は突然、美月の前から姿を消した。
連絡もない。
理由も分からない。
残されたのは、たった一つの約束だけ。
幼なじみから始まった、十年越しの恋。
これは「ずっと隣にいる」と信じていた二人の、長くて切ない恋の物語。