あらすじ

エリイは、次元の外——神々の世界の、見習い神。 太陽系ひとつを「画用紙」みたいに手渡され、 そこに住む人々を幸福に"導く"のが、彼女に与えられた課題だった。 ただし、掟がある。 神話を超える奇跡は、反則。人の心を書き換えるのも、反則。 "導く"のであって、"造り替える"のではない。 破れば減点。積もり積もれば——外次元、行き。 そんな彼女が、人類最後の決戦のど真ん中に、事故で落下する。 倒すつもりのなかった魔王を倒し、 割るつもりのなかった惑星を割り、 慌てて"なかったこと"にして—— 気づけば、数千の兵士に「女神様」として、祭り上げられていた。 呆れ果てた幼馴染・ラオは、ついに匙を投げる。 「もう、女神様で、乗り切れ」 だが、女神様の演技は大の苦手。 おまけに、いちばん最初に生まれてしまった "やりすぎる"分身・虹のエリイまで現れて—— 大人化。時計じかけのオレンジ。 空から降る、カーニバルの隕石。 そして、泡。 世界を救うたびに、減点される。 見習い神さまの、賑やかで、間の抜けた受難コメディ。

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小説を読もう2026/08/22
  • 現在の作品エリイの失敗