あらすじ
あらすじ
バブル崩壊後、日本中で急増した「空き家」。
時を同じくして地方の神社が廃れ、住処を追われた妖怪たちが都市の空きアパートへ雪崩れ込んだ。
かつて民間業者が利益のために行った「欠陥リノベーション封印」は多数の死者を出し、崩壊。事態を重くみた国は、妖怪の封印業務を国家管轄へと引き揚げた。
舞台は「怪異封印管理庁・武蔵野出張所」。
そこに集められたのは、それぞれに不満やトラウマを抱えたバラバラな訳あり職員たち。
彼らの仕事は、妖怪を退治することではなく、国家予算で部屋を借り上げ、事故物件を「封印アパート」へとリノベーションすること——!?
「怪異退治? いいえ、本日よりここがあなたの借り部屋です」
家賃は国持ち、隣人は妖怪。
ワケあり公務員たちが贈る、お仕事×現代オカルトファンタジー!
【登場人物紹介】
鞍馬 錬(くらま れん)
元アングラ不動産の営業マン。「誰も死なせない・退治しない」平和的封印を模索する現場リーダー。過去の事故に罪悪感を抱いている。
獅子王 玲司(ししおう れいじ)
元霊能警察の武闘派。「妖怪は即刻退治すべき」という信念を持ち、封印派の鞍馬と激しく対立する。家族を妖怪に奪われたトラウマを持つ。
椹木 ほたる(さわらぎ ほたる)
元リノベ会社の建築士。アパートの間取りや壁紙に呪導回路を組む陣法専門家。激務とサビ残にいつもキレている。
雀部 泰三(ささべ たいぞう)
元市役所の空き家対策課。住民や大家との交渉を担当する世渡り上手なベテラン。事なかれ主義に見えて人情家。
貓宮 葵(ねこみや あおい)
霊素検知能力を買われた10代のフリーター。妖怪の感情や属性を読み取れるが、常にローテンションで「給料が低い」と文句を言っている。