あらすじ
これは、一人の冒険者が歩んだ旅の記録。
剣と盾を手に、冒険者として歩き始めたレオン。
特別な力を持っているわけでもない。
最初から強いわけでもない。
仲間と依頼をこなし、魔物と戦い、素材を集め、少しずつ経験を積んでいく。
そんなある日、東の鉱山で遭遇した一体の異常な魔物――
「ヘイゼルの白」
命懸けの戦いの中で、仲間を守るために盾を構えたレオン。
しかし、その戦いは彼の人生を大きく変えることになる。
仲間の死。
パーティーとの別れ。
受け継いだ一冊の冒険手帳。
そして――
これまで失われていた、自分自身の過去の記憶。
レオンが手にした古びた剣には、かつて自分を殺した魔物との記憶が残されていた。
なぜ、自分はこの世界にいるのか。
自分は何のために剣と盾を持つのか。
答えを探しながら、レオンは一歩ずつ前へ進んでいく。
これは、最初から最強ではない一人の冒険者が、仲間との出会いと別れを経験しながら成長していく――
一人の冒険者の「冒険の書」である。