あらすじ

決算前の大棚卸し――。 それは、リサイクルショップ・ヒラガで働く社員・佐藤秀晴と、アルバイトの鈴木愛生にとって、まさに戦場だった。 そんな二人が、店内で見つけた謎の本を開いた瞬間――巨大な魔法陣が出現。 二人は異世界へと召喚されてしまう。 「よくぞ来た、異世界より召喚されし勇者よ!」 国王エウリウス・ラーデンは二人を勇者として歓迎する。 しかし――。 「佐藤です」 「鈴木です」 「……勇者は?」 「勇者じゃないですよ」 なんと二人は勇者ではなかった! しかも佐藤のスキルは、 『出張買取』『査定』『鑑定眼』『棚卸』 鈴木のスキルは、 『補充』『発注』『加工』『清掃』 という、どう考えてもリサイクルショップ店員の仕事そのもの。 「これは俺たち、ハズレ枠判定されてる」 「ラノベ的にはそうですね」 戦闘能力ゼロ。 魔法も使えない。 ならば――働くしかない! 二人は異世界で生きていくため、仕事をする許可を国王に求める。 そして紹介された就職先は――。 「てか、なんで私の店で働くのよ!!」 なんと、魔王軍所属の魔女が経営する魔道具店だった。 勇者ではない。 英雄でもない。 ただのリサイクルショップ店員。 けれど彼らはまだ知らない。 日本では当たり前だった「買取」「査定」「発注」「加工」という仕事の技術が、魔法と魔道具の世界では――とんでもないチート能力になることを。 これは、勇者になれなかった二人の会社員とアルバイトが、 「仕事の力」で異世界を変えていく物語。

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小説を読もう2026/08/22
  • 現在の作品異世界で佐藤さんと鈴木さんは最強でした