あらすじ
読書好きで、友達と呼べるのが元気な幼馴染(日向花火)のみだった僕(相良朔、中学二年生)。
そんな僕が通う中学校へ突然、世界中で注目されている超天才女子高生『式寄真理』が赴任してきた。何を隠そう彼女は、僕が唯一現実の人間で推している人物だったのだ。その理由は、SFに出てくるみたいな機械、本の世界に入れる『ナラティブ・ウィーバー』を開発した時に放った一言だった。「私、本の手触りが好きなのよ」その一言にシンパシーを感じた僕は、彼女の大ファンになった。そんな彼女が僕のクラスの副担任!?しかもナラティブ・ウィーバーの助手を募集する!?何とか僕は、真理先生の助手の座をゲットした。
そして、初めに彼女から託されたのは自立型AIナビゲーターの『ナビィ』。僕は何の準備をする暇もなく、ナビィと共にナラティブ・ダイブをした。
僕たちがダイブしたのは『オズの魔法使い』。僕は、本来の主人公であるドロシーと入れ替わる形でオズの世界へ入っていった。原作知識は封印されていて、頼りになるのは相棒のナビィだけ、オズの旅でカカシやブリキ、ライオンを仲間にしていく僕たち。
仲間たちとの冒険で考え、協力し、支え合って困難を乗り越え、僕たちは旅の目的の終着点まで辿り着いた。
傲慢なオズと対面する前日に、迷う僕へナビィから、原作内容が提示される。傲慢なオズに報酬として”欠けているもの”をもらうことが、仲間たちにとっての最善であると。だけど僕は、大切な仲間たちが、傲慢なオズに懇願して“欠けているもの”をもらうのが納得できなかった。
だから僕は、原作とは違う正解では無い選択肢を選ぶ。そして、僕が紡いだ言葉で仲間たちに”欠けているもの”を届けることができた。
僕と仲間たちは傲慢なオズを倒した。そして僕は、仲間たちへ別れを告げてオズの世界を旅立った。
現実へ戻った僕は、長い冒険の中で気づいた花火への想いが溢れて走り出す。
花火を見つけた僕は彼女へ今の想いを告げた――
本の世界で、自分だけの結末を紡いだ僕の物語。
AI利用について
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