あらすじ

高校一年生の狭山澪は、クラスでいじめを受け、誰にも心を開けずにいた。 そんな澪を演劇の世界へ導いたのは、三年生の演劇部部長・鹿山陸だった。 「好きになれるまで、ここにいればいいんじゃない?」 その言葉をきっかけに、澪は演劇部へ入部する。 そこで出会ったのは、同級生の悠真。 同じように傷ついた二人は、少しずつ互いの心に触れていき、やがて恋人になる。 初めて誰かに「好き」と伝えられたこと。 誰かに必要とされる喜び。 澪にとって、悠真との恋はかけがえのないものだった。 けれど、その一方で。 いつも自分を見守ってくれる陸への気持ちが、澪の中で少しずつ変わり始めていた。 そして、そんな陸をずっと一途に見つめている少女・白石里帆。 四人の想いが交差する中、演劇部は騎士と人質の悲しい恋を描いた舞台に挑む。 舞台の上で交わされる言葉。 恋人を演じる二人。 そして、演技のはずだったキス。 役なのか、本心なのか。 幕が上がるたび、隠していた想いが少しずつ露わになっていく。 やがて四人は、それぞれの「好き」と向き合うことになる。 これは、四人の高校生が、演劇と恋を通して、自分自身の人生を見つけていく物語。 ――幕が下りたあと、本当に残るものは何なのか。

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エブリスタ
エブリスタ2026/08/20
  • 現在の作品『幕間の君へ』