あらすじ
夜の街で出会った、最低で、最高で、どうしようもなく最愛の人。
好きだから傷ついて、
大切だから離れられなくて、
一緒にいるほど、自分まで壊れていった。
これは、恋の仕方も、生き方も不器用な女の子が、
誰かを愛することにだけは誰より一生懸命だった物語。
綺麗な恋じゃない。
正しい恋でもない。
何度泣いて、何度嫌いになろうとしても、
それでも「あの人でよかった」と思ってしまう。
ホストと客。
担当と姫。
そんな言葉だけでは片づけられないほど、
二人の間には、長すぎる夜と、濃すぎる思い出が残っていた。
愛したことを後悔したくない。
でも、あの頃にはもう戻りたくない。
それでもきっと、
人生でいちばん愛した人を聞かれたら、
私はあなたの名前を答える。
最低で、最高で、最愛だったあなたの名前を。