あらすじ
イルヴァ人の帝国が滅びた夜、一人の男が、イルヴァの赤子を拾った。
十年後。
少年アルドは、行商人の父ローデンとともに、小さな村で暮らしていた。
金色の髪と白い肌。周囲の誰とも違う姿を持つアルドは、村では変わり者として扱われている。
自分だけが、この世界に必要とされていない。
そんな思いを抱えて生きていた少年は、やがて自らの身に流れるイルヴァの血によって、大きな争いへと巻き込まれていく。
邪術師ゼラスと、滅びたイルヴァ帝国の真相。
黒鉄王国、そして父ローデンが隠してきた過去。
やがてアルドの持つ力を求め、国も人も彼へ手を伸ばし始める。
誰かに守られてきた少年は、その旅の中で、誰かを守るということの意味を知っていく。
そして少年は、自らの手で新たな歴史を歩み始める。