あらすじ

大学生の俺には、金がない。 大学に通いながら、時給850円のアルバイトで何とか生活している。 そんな俺が、毎日の通学途中で気づいたことがある。 近所のオンボロアパート。 そこの住人は、外出すると飼い犬をベランダに出している。 しかも一階。 「……これ、もしかして入れるんじゃね?」 しかし、そこには一匹の犬がいた。 近づけば唸る。 さらに近づけば威嚇する。 どうする? 殴る? いや、無理。 エアガン? 高すぎる。 だったら―― 「犬と仲良くなればいいんじゃね?」 こうして始まったのは、泥棒と犬の奇妙な友情だった。 しかし、犬と仲良くなるために買った肉代すら痛い苦学生。 やがて空腹に耐えながら犬に通い続ける大学生は、思いもよらない人物と出会う。 そして数日後。 大学生は、その人物から思いもよらない頼みを受けることになる。 「最近、ちょっと変なことがあって……一人でいるのが怖いのです」 大学生は平静を装って答えた。 「俺でよければ、お助けしましょう」 そして二人は、彼女の家へ向かった。

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カクヨム
カクヨム2026/08/21
  • 現在の作品犬に嫌われた泥棒