あらすじ
「帰らなきゃ。みんなが待ってるから」
十七歳の少女・小春が迷い込んだのは、人ならざる者たちが暮らす異界――《神域》。
見知らぬ世界で彼女を迎えたのは、瑞穂国を治める白き龍神・白嶺だった。
「おかえり、小春」
初めて会ったはずの彼は、なぜかずっと彼女を待っていたかのようにそう告げる。
家族も、友人も、愛する人もいる。
だから小春は現世へ帰りたい。
しかし、帰還の手掛かりを求めるうち、小春は自らの出生と、千年前から神域に残された因縁へと近づいていく。
なぜ白嶺は小春を知っていたのか。
なぜ彼女だけが神域へ迷い込んだのか。
そして――小春は本当に、何者なのか。
これは、帰る場所を求める少女と、
千年の時を越えて彼女を待ち続けた龍神の物語。
和風神話×異世界ファンタジー。
※アルファポリスにて先行公開中。