あらすじ
ブラックギルドで命を削り、ついに念願の早期退職を果たした元・SSS級探索者のアルド(38歳)。彼は人里離れた秘境で、温泉付きの古民家を改装し「ダンジョン温泉」として静かに開店する。しかし、彼が趣味掘削で掘り当てた湯脈は、超高濃度の魔素が湧き出る「世界最深部ダンジョン」の核心部だった。
ただの極楽温泉のつもりで「疲労回復(全能力値100倍)」「肩こり解消(物理・魔法完全耐性)」といった効能を謳い、まったり日常配信(主に猫と湯加減の雑談)を始めたアルド。だが、たまたま湯治に訪れた弱小Vtuberがその湯に浸かり、激変したステータスでSS級魔獣を一瞬で粉砕したことで事態は急変する。
「なんだあの神バフ温泉は!?」「店主のおじさん、世界ランク1位を素手で叩きのめしてないか!?」
のんびり湯治生活を送りたいだけのアルドの意図とは裏腹に、世界中の最強探索者、国家権力、果ては魔王級モンスターまでもが「伝説の温泉」を求めて押し寄せてくるのだった。