あらすじ
学生から社会人へ、そして結婚や出産に子育て。
様々な節目を迎える中で人は誰かと繋がり、そしていつかは離れていく。
「女の友達は、人生で三回変わる」という言葉があるが、
離れていくのは友情が脆いからではなく、互いに自分の人生を歩んでいる証なのだと
富野雫(とみのしずく)は思っていた。
30代を目前に婚約者との同棲を控え、穏やかな幸せの中にいた雫のもとに、
高校時代の友人・峰岸祥子からストーカー被害の相談が持ち込まれる。
容姿端麗で自信家の祥子は当初「いつものこと」と軽く受け流していたが、
自宅に届いた荷物を機に、事態は常軌を逸した異常性を帯びていく。
巻き込まれるように日常を侵食されていく雫。
節目と共に変わっていく人生の中で、一体何が狂ってしまったのか。その行き着く先とは。