あらすじ
四人の幼馴染とともに《現代社会研究部》に所属する高校生・神宮寺春翔。
通称《神宮寺ハーレム》と呼ばれるその環境に気後れしながらも、春翔は彼女たちに囲まれ、騒がしくも楽しい学園生活を送っていた。
幼馴染だから、誰よりも信頼している。
これからも変わらず、五人で笑っていられる。
——そう思っていた。
しかし、学園で起きたある事件を境に、彼らの日常は少しずつ崩れ始める。
消されたメッセージ。
誰かに監視されているような視線。
春翔へ近づいた女子生徒の失踪。
そして、幼馴染たちが隠していた——愛と呼ぶにはあまりにも歪んだ執着。
さらに、彼らを厳しく取り締まる完璧な生徒会長・星羅院アリサも、春翔へ意味深な言葉を告げる。
「あなたは、昔から何も変わっていないのですね」
忘れられた過去。
夕暮れの鐘。
そして、幼い日に交わした約束。
――――――――――
約束だよ。
僕は、みんなのことを絶対に守ってみせる。
だから、何があっても僕のそばから離れないで。
――――――――――
春翔はまだ知らない。
その約束が、五人の少女を縛る呪いになっていることを。
これは、幼馴染たちの愛に囚われた少年が、楽しかった日常の裏に隠された真相へ近づいていく、学園ヤンデレサスペンス。
※本作は、2016年から2017年にかけて連載していた旧版『黄昏の半鐘 ~ハーレムメンバーは皆ヤンデレだった!?~』を、設定・構成・文章のすべてに大幅な改稿を加えて再構築したリブート作品です。旧版を未読でも問題なくお楽しみいただけます。