あらすじ
物語の「型」を調べると、三幕構成、起承転結、復讐劇、成長物語、ハッピーエンドなど、性質の違うものが一緒に出てくる。
そこで、この連載では物語の型を四つの部品に分けて整理する。
①構成型――どう見せるか。
②ストーリー型――何をする物語か。
③主人公アーク――主人公はどう変わるか。
④結末型――どう終わるか。
つまり、
物語=構成型 × ストーリー型 × 主人公アーク × 結末型
として考える。
三幕構成、序破急、倒叙構成。探求、復讐、謎解き、恋愛。成長、覚醒、堕落、不変。成功、失敗、救済、破滅、皮肉、余韻。
それぞれを「物語を作るための部品」として並べ、実際に組み合わせながら物語を作ってみる。
設定は思いついたのに、その先が書けない。主人公が薄い。ラストが決まらない。いつも似た話になってしまう。
そんなときに開くための、物語設計用データベース。
型は、物語を縛るためのルールではない。
何も思いつかないとき、次の一手を見つけるための部品である。