あらすじ
ナレーション:どうやら、深淵侵攻(アビス・インベイジョン)はそう簡単に終わりそうにないね。まあ、この時間軸の調査のおかげで、あの災厄が「並行世界」からの侵略行為だってことも分かったわけだが。
ナレーション:そういえば……私にもそんな妄想の心当たりがあるよ。「もしあの人生の分岐点で、別の選択をしていたら、一体どんな結末になっていただろう?」ってね。経済的自由を手に入れて、誰もが羨むハイスペックな美男美女に囲まれた勝ち組の人生(ハッピーライフ)を歩んでいたか? それとも、富を手にした代償(だいしょう)に、心は空虚に染まっていただろうか?
ナレーション:だが、どんな選択にも異なる代償と「バタフライ効果」がつきまとうものさ。おまけに、マクロな世界には、常に微細(びさい)な「バグ(変数)」が存在し、そこから新たな「変異体(バリアント)」が生まれちまう。
ナレーション:さて、この世界が「冷戦」に突入したことはすでに知っての通り。ならば、これから――互いに拮抗する軍備を手にした「アビス」と、この世界の「連合議会」並びに「連合帝国」の双方は、一体どう動くのかな?