あらすじ

水瀬千尋は、エースではない。 身長168.8cm。レシーブもできる。トスも上げられる。サーブも打てる。スパイクだって嫌いじゃない。 けれど、どれも「一番」ではなかった。 幼なじみの神崎凜は、誰が見ても分かるエース候補。 そんな凜とともに、全国屈指の強豪・青嵐女学院から推薦を受けた千尋は、そこで自分とはまるで違う選手たちと出会う。 強烈なスパイクを叩き込むエース。 相手の守備を読み切るリベロ。 ブロッカーを騙すことを楽しむセッター。 見えているのに、まだ身体が追いつかないミドルブロッカー。 レギュラーは六人。 大会に出られる人数にも限りがある。 誰かが選ばれれば、誰かが外れる。 怪我をすれば、それまでと同じ場所には戻れないこともある。 それでも、バレーボールは一人でするものではない。 「六人で強い方が勝つ」 エースになれないのなら、自分は何になれるのか。 誰かの代わりではなく、自分がコートに入る理由とは何なのか。 一番じゃない少女が、仲間たちと全国を勝ち抜くことを目指しながら、 自分にしかできないバレーボールを見つけていく。 本気でバレーボールをする少女たちの、青春スポーツ群像劇。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/08/21
  • 現在の作品水瀬千尋はエースじゃない―青嵐女学院バレーボール部―