あらすじ
歴史だけが得意なFラン高校生・鈴木冬馬は、交通事故をきっかけに平安末期の「北条宗時」へと転生してしまう。北条宗時──北条時政の長男にして、初戦の『石橋山の戦い』で100%戦死する「歩く死亡フラグ」で……!?
絶対的な死の運命を回避するため、宗時が目をつけたのは未来の征夷大将軍・源頼朝。
しかし、目の前にいた頼朝は美しい顔をしたただの「ヘタレ陰キャ寝太郎」だった!
生き残るために未来知識を授け、頼朝のやる気スイッチを押した宗時だったが、覚醒した頼朝は安全圏から国家を燃やしにいく「冷酷非道な超天才サイコテロリスト」へと変貌を遂げてしまう。
頼朝の暴走と「歴史の強制力」により、歴史は本来のルートから大きく逸脱。
そのため、頼みの綱であったカンペ(歴史知識)の効果も無効化……。
鎌倉殿と愉快な(狂気の)仲間たちと共に、宗時(冬馬)は死亡フラグをへし折り、生き残ることができるのか――!?
ギャグと狂気と時々シリアスが交錯する歴史改変コメディ!
鈴木冬馬/北条宗時(主人公)
史実で石橋山で即戦死する時政の長男、北条宗時に転生してしまった、日本史だけ得意な元Fラン高校生。
己の死亡フラグを折るために投げた「浪漫」のひとことで頼朝のサイコスイッチをONにしてしまった全ての元凶。
マトモな人がほとんど存在しない世界線で死なないために奮闘する。
源頼朝
源氏の棟梁で後の鎌倉幕府初代「征夷大将軍」。
普段はゴロゴロしたいだけの超インドア派。
しかし酒と「浪漫」が入ると、都を焦土にしかけるドス黒い軍略を笑顔で繰り出す天才サイコパスに化ける。
人を惹きつけるカリスマはなぜだか超一流。
座右の銘は「明日成事者 今日不成事」(今日事を成すべくんば、明日成すべき事無し →要するに「明日から本気出す」)
北条政子
宗時の妹。のちに「尼将軍」として君臨する頼朝の妻。
頼朝の麗しいビジュアルに脳を灼かれ、彼を狙う者には男女問わず薙刀を突きつける超パワフル肉食系乙女。
北条義時
宗時の弟。後の鎌倉幕府、第2代執権。
狂人だらけの陣営において、珍しく常識人。
暴走する兄・宗時と、恐ろしい才能を発揮する義兄・頼朝に挟まれ、いつも頭を抱えているツッコミ担当。
三浦義村
相模の有力武士団・三浦一族の跡継ぎ。
笑顔でえげつない脅迫と誓約書トラップなどを仕掛ける悪魔的営業マン。
目的達成のためなら手段を選ばない。
梶原景時
頼朝の超有能ヤンデレ参謀。
頼朝のカリスマに心酔しきっている限界オタクだが、忠誠心の高さゆえ『疑わしきは罰する』『敵は皆殺し』を貫く冷酷さもある。
足利 義兼
頼朝の従兄弟にして、足利尊氏ら室町幕府の将軍の先祖。
「人はどうせ死ぬんだから今を楽しもう」がモットーのパリピ系・超絶ポジティブの皮を被った虚無主義者。
【平家陣営】
平清盛
太政大臣にまで上り詰めた平家の絶対的頂点の大天才。
平家のワンマン社長。
大雑把だが鋭い直感と圧倒的威厳を持つ。
平知盛
立場: 清盛の四男。
文武両道の平家の智将。
真面目、慎重派な平家唯一の社畜。
父の理不尽な無茶振りと親族のポンコツぶりに挟まれる苦労人。
平重衡
清盛の五男。
平家屈指の猛将。
チャラくてノリで生きている体育会系。
天罰すら恐れない怖いものなし。