あらすじ

探偵として他人の裏側を覗き込む仕事をしていた俺は、逆恨みの刃に脇腹を刺され、あっけなく命を落とした。 目を覚ませば、そこは魔法が当たり前に存在する異世界。 自称・女神とかいうやかましい女から押しつけられたのは、あらゆる事象を解体し、無に帰す力――《終焉の理(デリート・コード)》。 使い方次第では、国どころか世界すら滅ぼせるという、とんでもない代物だ。 だが、俺が欲しいのは平穏な暮らしだけだった。だから力は隠す。 看板は「便利屋」。 そこへ転がり込んできたのが、亡国の元処刑姫にして底なしの胃袋を持つ少女、ラピス。 そして、格安で借りた「幽霊付き物件」に棲みついていた、記憶を失った幽霊の少女、ルナ。 旅の先で拾うことになる、ワケありの相棒。 魔法に頼らず、観察と推理だけで謎を解く。 だが、辺境都市に隠された謎を暴くたびに、俺の「静かな暮らし」はどんどん遠ざかっていくらしい。 正体を偽った最強の便利屋が、拾った少女たちと囲む食卓を守るため、今日も小さな謎と、途方もなく大きな謎を「解体」していく。 等身大の異世界便利屋譚。

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小説を読もう2026/08/21
  • 現在の作品灰色の月 ~最強の「消去」持ち元探偵は平穏に暮らしたいだけなのに~