あらすじ
【簒奪王(さんだつおう)の劣情と黄金の秘めごと】
戦場の宿営地。
敗色濃い古王国レティシアの王弟アルフォンスは、敵国グロムアス国王の天幕へとやってきた。
敵王カイン相手に停戦交渉をまとめるためだ。
その席でカイン王はこう告げる。
「アルフォンス殿下、もう一度会いたいとずっと願っていました」と。
──約束してくれたでしょう、アルフォンス殿下。再び会えたらこの腕に抱いて、あのときのようにくちづけを……。
「待て、何の話だ?」
カイン王が言う「約束」の真意が分からないアルフォンス。
カインに強引に抱き寄せられ、唇を奪われ口中を蹂躙される。
服を剥ぎ取られ肌を嬲られ、誰にも触れられたことのない最奥を穿たれた。
【登場人物紹介】
アルフォンス…古王国レティシアの王弟。《レティシアの黄金の剣》との異名をとる。停戦交渉に訪れた先でカインと出会う。
カイン…新興軍事大国グロムアス国王。一年前にクーデターで王位を奪った。《簒奪王》の異名がある。
ディオール…アルフォンスと兄弟同然に育った忠臣。朴訥で実直な人柄。危険な停戦交渉に赴くアルフォンスに付き従ったが……。
ロイ…カイン王の臣。ヒゲ面の正義漢。シスコン。
フリード…グロムアスでのアルフォンスの世話係兼見張り。とぼけた性格の中年。
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