あらすじ

「この腐敗した世界を終わらせろ」 管理神エイドスによって異世界へ転生させられ、あらゆる存在や事象を無へ帰す『終焉権能』を与えられたヴァルド・ノクス。 神をも超える最強の魔王となった彼が、世界を滅ぼせという命令に出した答えは―― 「断る。面倒だ」 世界征服にも人類滅亡にも興味はない。 戦争や差別によって居場所を失った人間、亜人、魔族を領地へ受け入れ、静かに暮らしていた。 ところが、命令に従わないヴァルドに痺れを切らした管理神は、チート能力を与えた異世界の勇者を次々と送り込み始める。 時間停止、無限魔力、絶対切断、セーブ&ロード――。 その全てを退け続けて、数万年。 「……最近、我を倒しにくる奴等、多くない?」 週一ペースの襲撃と、壊され続ける魔王城の修繕費に疲れ果てたヴァルドの前へ、ある日、一人の青年が現れる。 神授特典なし。 聖剣なし。 優れた才能もなし。 職業は、ただの【村人】。 それでも誰かを守るため、恐怖に震えながら前へ立つ青年を、人々は「勇者」と呼んだ。 神に選ばれたチート勇者たちを倒し続けてきた魔王と、神に選ばれなかった本当の勇者。 二人の出会いが、数万年止まっていた魔王の人生を動かし始める。 これは世界を滅ぼせなかった最強魔王が、やがて全ての力と地位を手放し、人間へ生まれ変わって「普通の人生」を探す物語。

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カクヨム
カクヨム2026/08/21
  • 現在の作品チート持ちを倒し続けて数万年。流石に疲れたので、今度は人間に生まれ変わってスローライフしようと思う