あらすじ

魔法は使えない。ただ、風の抜け道を知っているだけだった。 第五文化圏のラミアが営む香紙工房では、水、香り、薬効、乾燥の順序が紙の価値を決める。 下働きと呼ばれていた風抜き番は、風、水、湿り、匂いを見分け、工房で起きた手順違いを一つずつ帳へ戻していく。 乾かす場所を選び、混ぜてはいけないものを分け、失敗を隠さず記録する者たちが、家と工房の信用を立て直す職業連作です。

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小説を読もう2026/08/21
  • 現在の作品ラミア香紙工房 十五文化圏周縁抄