あらすじ

2026年のJAXA職員、天羽真。 彼が目を覚ましたのは――1951年のアメリカだった。 未来の知識を持つ天羽にとって、黎明期の宇宙開発はあまりにも未熟だった。 ならば、俺が歴史を変えてやる。 ロケットを作り、人工衛星を打ち上げ、人類を宇宙へ送り出す。 ――そのはずだった。 冷戦下のアメリカでは、宇宙開発と軍事技術は切り離せない。 未来の知識は、宇宙へ行くための力になる。 同時に、人を殺すための兵器にもなる。 「俺は、何のためにここへ来た?」 宇宙開発か、軍事利用か。 科学者としての理想か、国家の使命か。 だがやがて天羽は気づく。 軍事のために積み上げた技術もまた、宇宙へ至るための“通過点”にすぎないことを。 戦争の論理に飲み込まれながらも、彼の視線は常に上を向いていた。 より遠くへ。より高くへ。人を殺すためではなく、人を宇宙へ運ぶために。 1951年。 一人のJAXA職員が、宇宙開発の歴史を変える。 これは、宇宙を目指した男が、 やがてすべてを宇宙開発へと収束させていく物語。

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カクヨム
カクヨム2026/08/21
  • 現在の作品宇宙開発、あるいは銃殺刑 ~JAXA職員は1951年の宇宙開発で無双する?~