あらすじ
公爵令嬢エレノアには、五年も婚約を続けてきた伯爵令息レイモンドがいた。半年後には結婚を控え、多少の欠点には目を瞑ってきたエレノアだったが、ある日、「仕事がある」と言っていたはずの彼が別の令嬢と仲睦まじく過ごしている姿を目撃してしまう。
調べてみれば、不貞は半年以上続いていたうえ、浮気相手への贈り物には結婚準備のための資金まで使われていた。それでもレイモンドは悪びれるどころか、「結婚するのは君なんだから問題ない」と開き直る始末。
どうやらこの男、言葉では分からないらしい。
ならば仕方がない。
婚約者を舐めきった男に、エレノアがきっちり“分からせる” のだった。