あらすじ
怪談話っていうものはどこにでもあるけれど、ちょっと妙だと首を傾げてしまう部分もあるんですね。例えば多くの怪談話にあるように、主人公の善良なお嬢さんが悪い奴に虐められ、弄ばれて命を落とします。それで死後の世界(黄泉の国)へ来ることになっちゃうんですが、黄泉の国からもとの世界に舞い戻って、幽霊になって憎い男の前に「うらめしや~」とか言って出現し、その悪い男をとり殺し復讐を遂げる。で、目出度しめでたしとなる。こんな話が多いようですね。‥‥‥
、バぜ、目出たしめでたしなんですか?! これが。
だってそうじゃないですか。悪い男をとり殺すまではまあ良いとしても、復讐された男だって死んでしまうわけだから、やっぱり黄泉の国へ来ることになりますよね。つまりまた同じ世界で暮らす日々が始まるわけですよ。
力関係は変わらないでしょうから
ねえ‥‥‥今度jは死後の世界で苛められることになっちゃいません?
それにこの復讐を遂げるっていう行為。生きていた時に善良なお嬢さんに対して悪い男が行っていた行為とさほど変わらないものに思えるんですよね。
人を殺めるってことになるわけですからね。