あらすじ
インテリアデザイナーの助手として多忙な日々を送る小野寺葵は、残業帰りの夜、突然の光に包まれて異世界「神聖アルカナ王国」へ召喚されてしまう。
突如として言葉も文化も違う世界に放り出された葵の前に現れたのは、王立魔導騎士団長・レオンハルト。銀髪に美貌を湛えた彼は、冷徹な眼差しで葵を「スパイ」と疑い、身元が判明するまで自邸で厳重に監視することを言い渡す。
絶望的な状況に思えたが、
葵は召喚の影響で、
「相手の感情が色彩となって見える能力」を手に入れていた。
完璧な騎士道を突き通し、
人間不信の重い「群青色」のオーラを纏うレオンハルト。
しかし、一途に向き合うにつれ、
彼の心の色は甘い「桃色」や焦りの「朱色」へと変化していく。
「君を信用したわけではない」
——冷酷な言葉とは裏腹に、ダダ漏れな本心の色。
口下手で不器用な騎士団長と、
彼の本音に振り回される葵の甘い同居生活が始まる。
だがやがて、王国を揺るがす危機とともに、
葵が元の世界へ戻れる「星の周期」が刻一刻と近づいていて——。
不器用なふたりが織りなす、異世界ファンタジーラブストーリー。