あらすじ
バイトの面接に落ち続けていた二十歳の青年・五十嵐龍弥は、ある日突然、ヒーロー会社からスカウトされる。
「いい筋肉をしている」「まっすぐな目をしている」
そんな理由で始めた仕事は、なんと本物のヒーロー。
生活のために始めたアルバイトだったが、龍弥は持ち前の身体能力と真っ直ぐな性格で、次々と現れる敵たちと戦っていく。
そんな中、龍弥の前に何度も現れる謎の敵・メテオラ。
金髪にグレーの瞳、日本刀を携えたその姿は、まるで物語から抜け出してきたような美しさを持っていた。
強く、冷静で、どこか近寄りがたい。
――なのに、なぜか少し変な男だった。
戦うたびに妙な違和感を覚える龍弥。
「こいつ、本当に俺の敵なのか?」
ヒーローと敵。
それぞれ別の立場で戦っているはずの二人だが、幾度も拳と刀を交えるうちに、龍弥は少しずつこの世界に疑問を抱き始める。
ヒーローとは何なのか。
敵とは何なのか。
そして、自分たちが戦っているこの世界の裏側には、いったい何が隠されているのか。
ただのアルバイトから始まったヒーロー生活は、やがて龍弥自身の価値観を揺さぶる出来事へと繋がっていく。
これは、正義のヒーローと謎の敵が出会い、少しずつ互いを知っていく物語。