あらすじ
顔も知らない婚約者が帰国する――政略結婚を回避したいカミラは、婚約者が戻ると聞いて街へと飛び出し、ある男と一夜を共にする。そして翌日、婚約者を待つ彼女の前にその男が微笑みながら現れる。「自己紹介が遅れましたね。留学を終え、帰国いたしました。アスターブランチェと申します」体を重ねた相手は、あろうことか宿敵の婚外子であり、顔も知らなかった婚約者本人!?母親を殺した因縁の家門とは、絶対に結婚なんてできない。カミラは必死に婚約破棄を訴えるが……「昨日までは僕の顔が好きだと言ってくれたのに…まさか婚約者の純潔を奪っておいて、婚約破棄する気じゃないですよね?」「僕を利用して、カミラ。君が望むなら、僕は喜んで家を裏切るよ」婚約破棄できる絶好のチャンスを逃したばかりか、自ら罠にハマってしまったカミラは決意する。この結婚を解消できないなら、あなたを利用してブランチェ家を潰してやる。