あらすじ
北京の古物店「懐古堂」。
大学一年生の沈弈(シェン・イー)は、三年前に失踪した父が遺した店を守りながら、静かな日々を送っていた。
ある日、店に持ち込まれた一枚の古い銅牌。
そこに刻まれていたのは、父が失踪前、何度も書斎に描き残していた奇妙な紋様だった。
調べを進めるうち、沈弈は一つの不可解な事実に辿り着く。
同じ紋様は、時代も文明も異なる世界各地の遺跡から発見されていた。
そして、それらはすべて、ある共通点を持っていた。
第八墓。
ならば――
第九墓は、どこにある?
父の失踪から始まった謎は、やがて千年を越えて隠されてきた秘密へと繋がっていく。