あらすじ
小学校までは友達も多く、賑やかな毎日を送っていた井上透真。
だが、親の転勤で進学した中学では周囲の輪に入れず、無理に合わせることに疲れて「一人でいい」と心を閉ざしてしまう。
高校でも静かに一人で過ごすはずだった――前の席に、誰もが惹かれる爽やかイケメン・朝比奈春斗が座るまでは。
そっけなく接しても、お構いなしに毎日楽しそうに話しかけてくる春斗。
漫画を貸し借りし、くだらない会話を重ねるうちに、透真は忘れていた「誰かと笑い合う楽しさ」を思い出していく。
一人でいることを選んだのは、人が嫌いになったからじゃない。
正反対な二人の出会いが、閉ざしていた世界を少しずつ広げていく