あらすじ
雪の中で倒れていた少女を、一人の王子が救った。
少女には、自分の名前も、過去もなかった。
やがて「リア・ヴァルケイン」という名を与えられた彼女は、王子レオニスの専属護衛騎士になることを目指し、王都の騎士団へ入る。
だが、何の実績もない少女が王子の護衛に就くことを、騎士団は認めなかった。
与えられた条件は、武闘大会で結果を残すこと。
第三騎士隊の隊長ヴィクトルの指導を受け、リアは剣を振るい、厳しい訓練を重ねていく。
強くなること。
勝つこと。
そして、最後まで立ち続けること。
それが、誰かを守るための力になる。
やがてリアは、王子を狙う敵との戦いに身を投じることになる。
そこで彼女が知るのは、騎士の強さだけではなかった。
守るとは何か。
なぜ自分は剣を握るのか。
雪の中で始まった少女の物語は、一人の騎士として新たな一歩を踏み出していく。
これは、記憶を失った少女が「守る者」へと成長していく、もう一つの物語。