あらすじ
大好きだったVRMMORPG《リリンズ・ゲート・オンライン》のサービス終了を見届けた、21歳の女子大生――黒瀬莉央。
目を覚ました彼女の前にいたのは、女神――創造神エルシアだった。
エルシアから告げられたのは、自分が愛したゲームの世界《リリンズ・ワールド》が、ゲーム終了から500年もの時を経た本物の異世界として存在しているという驚くべき事実。
そして莉央は、ゲーム時代に使っていたキャラクター――リリス・ルクスヴィアとして、その世界へ転生することになる。
創造神エルシアから授けられたのは、老いることも死ぬこともない《不老不死の加護》。
転生したリリスが最初に目覚めた場所は、人の姿すら見えない静かな遺跡跡地だった。
そこは彼女の知るゲーム世界から、すでに500年。
かつて存在した国や街は姿を変え、知らない国が生まれ、魔物や素材、生態系さえ変化している。
けれど――それなら、もう一度この世界を最初から冒険すればいい。
錬金術で素材を加工したり、未知の魔物と戦ったり、美味しいものを食べたり、知らない街を訪れたり。
時には500年前のゲーム時代の痕跡を発見しながら、リリスは広大な世界を気の向くまま歩いていく。
これは、不老不死となった一人の少女が、かつて愛したゲームから500年後の異世界を――
自由気ままに冒険していく物語。