あらすじ
導入・世界観紹介
「戦わなければ生き残れない」——だが、戦ったところで救いなどどこにもない。
ロボットアニメが描いてきた「少年少女の成長」「世界を救う熱い戦い」「絆のドラマ」のすべてを真正面から否定する、最悪にして最も現代的なアンチテーゼ・群像劇。
それが、ブラック特務機関**『N.O.R.M.A.(現実適応管理庁)』**を舞台にした、救いなき日常である。
物語を彩る「救われない」主要キャラクター
【出力源】風祭 慎
「学校に行きたくない、消えたい」という底なしのネガティブエネルギーを無限に精製し、巨大ロボのガソリンにされる不憫な主人公。
【仮面リア充パイロット】西園寺・R・カレン
スクールカーストの頂点を死守するため、完璧な生徒会長の仮面を被るが、帰宅後はフローリングで白目を剥いて完全フリーズする。
【効率厨オペレーター】零崎 玲
人間の絶望や崩壊の瞬間をすべて「SNSのバズ素材・効率的なリソース」として淡々とクラウドに保存する狂人。
【アル中クズ司令官】真城 酒子
勤務中もストロング系とスルメを手放さず、面倒な仕事はすべて丸投げ。ストレスが限界を超えるとレッサーパンダへと遺伝子退化する。
【胃潰瘍総司令】風祭 臆介
ゲンドウポーズを完コピしながら上からのノルマメールに怯え、息子の慎を巻き込んで毎日胃に穴を空ける小心者パパ。
ストーリーの見どころ
巨大な敵(使徒)が襲来しても、熱い友情やドラマは一切起きない。
あるのは、上層部からの理不尽な「ノルマ」、プライドを守るための無意味な空元気、そして他人の不幸を吸い尽くす不毛な日常のみ。
叫び声とアルコールの匂いが充満するコックピットから、今日も誰かのメンタルがすり減っていく——。
これは、正義も未来もない世界で、ただ「明日をサボりたい」と願う者たちの壮絶な茶番劇である。