あらすじ
あらすじ
主人公ラインには日本で郵便局員として働き、配達の途中で命を落とすという過去があった。
そんな過去を持つラインは、代々王国騎士団として仕えてきた公爵家アイゼンバッハの末の男児として生を受ける。父もまた、近衛騎士団長を務める人物だった。
ラインもアイゼンバッハの子としての責務を背負い、軍属の将校となるべく徹底した教育を施されるも、身体は細く、顔も中性的であり武芸も馴染めずにいた。
ただ唯一、非凡の才能として人並み外れた魔法力を秘めていた。
そんな中、十三歳というこの世界では成人年齢に達し、それと同時に行われる『選別の儀』にて優秀な属性を得ることを期待されていた。
魔法師としての道を期待されていたが、結果は『無属性』と判定される。
この結果、ラインは軍人としての道すら閉ざされ、アイゼンバッハの姓を失い、ただの『ライン』として生きていくことになる。
厳しい立場に追いやられるラインであったが、決して下を向かず立ち止まること無く自身のやりたいことを確認し、前世で慣れ親しんだ『配達人』として生きていく事になる。
しかし、ただ荷物を届けるだけのはずだった日々は、少しずつ自分自身の過去と、隠された謎へと繋がっていく。