あらすじ

聖剣は抜けない。神の奇跡だからではなく、中で柄が折れているからだった。 第4文化圏オーガの草原で、柄番の女ラダは、戦場に残された折れた柄、裂けた吊り革、湿った弦を数えている。 戦士ではない。勇者でもない。神に選ばれてもいない。 けれど、武具の壊れ方を記録し続けてきた彼女だけが、歌や血統の陰に隠れた危険を見抜いていた。 戦場の後始末を担う者たちが、数と実務知で次の負傷を防ぎ、戦士たちの手と命を守る職業連作です。

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小説を読もう2026/08/20
  • 現在の作品オーガの戦場後始末 十五文化圏周縁抄